■ココモ方式

モンテカルロ方式(別ページ参照)は、二度、三度と当てながら確実に利潤を獲る方式で、"一度当てれば大逆転"というものではない。それではもの足りない、という人のためにはココモ方式がある。

ただし、マーチンゲール法ほど投資額はエスカレートしないものの、モンテカルロ方式よりは危険度が高い。ココモ方式でも狙うのは、3倍配当のゾーンとしてみよう。

賭け金の増やし方は単純だ。まず、最初の投球には、1単位を賭ける。二回目の投球も1単位、三投目は1＋1=2単位、四投目は1＋2=3単位、五投目は2＋3=5単位、六投目は3＋5=8単位…。
つまり外れるごとにそのふたつ前と、ひとつ前の掛け金の合計を賭けていくのである。
この賭け方で3倍以上の配当を当てると、的中した時点で必ず回収額が投資額を上回る。
ただし、モンテカルロ方式と異なり、張り増す額の増え方は激しいので、ココモ方式では上限を十投球を目安とするのがよいだろう。十投続けて外れた場合には、損金は一旦棚上げしてうち切る、というルールがよいものと思う。十投目の賭け金は55単位なので、1単位1ドルとすれば55ドル。これなら大ケガせずに済む。もちろん、途中で的中した時は、利益がいかに少なくてもまた最初からやり直す。

ココモ方式のポイントは、
"3倍以上の配当を十投球以内に当てられる自信があれば、大きな儲けが出る"というところである。
前述した"当たりの来るタイミング"の見極めとの組み合わせにより、是非、大きな利益を出していただきたい。