マカオの巻 2016年現在、マカオは中心地カジノ街のアメリカ資本化が著しい。言い換えれば、従来の鉄火場的なイメージを払拭し、健全で明るいイメージを推進するラスベガス系カジノが大きく進出している。 ルーレットに関して言えば、マカオは決して盛んとはいえないようで、機械ではなくディーラーが立ち会うルーレットは、リスボアというカジノでしか今年現在見ることができなかった。正直マカオのカジノ種目の中では非常にマイナーな部類だ。 マカオのルーレットの面白いところは、世界中でもマカオにしかない独自のかけ方のスタイルがある。 (以下参照) マカオオリジナルの賭け方で、 盤上の0をのぞいた数字を4つのゾーンに分けて ●一門　●二門　●三門　●四門 上記のどれかにチップを9枚ずつ張って当たると36枚になる。 一カ所賭けの最小金額は20ドル〜。赤黒や配当の3倍ゾーンは100ドル〜位が一般的なミニマムベッド(最低賭金)である。 最大の特徴は00がないことだろう。00のあるタイプよりは有利なことは間違いないのだし、 あらゆる工夫をすれば勝利の可能性の高い土地柄だ。 しかし、やはりマカオには独特のムードがあり、ややもすると気を飲まれて負けてしまうのではないか、という感覚にもおそわれる。 だがカジノ愛好者なら是非一度は訪れてみたい土地だ。

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