ルーレットとは、フランス語で「小さな回る輪」という意味。ルーレットの起源を探るのは不明点も多くはっきりしないのだが、現在のようなスタイルに形成されたのは19世紀に入ってからと言われている。 元々は0のないスタイルから始まり、現在のような0と00があるスタイルは後ほど派生したものと思われる。

ヨーロピアンスタイル 赤・黒以外の特別な目が1 個ある。「0」
アメリカンスタイル  赤・黒以外の特別な目が2 個ある。「0」「00」





上記のように現在主流のスタイルには大別して2つのスタイルがあるのだが、現在スタンダードなものは「0」と「00」があるアメリカンスタイルである。ヨーロピアンスタイルの「0」がノーカウントという、いわば再試合であるのに比べて、「0」と「00」のあるルーレットはそこに賭けている子がいない限り無条件に親の目となるというルールで、子にとっての不利感は否めない。しかし勝ち組はどちらの条件でも必ず勝つのに対し、負け組はどちらの条件でも負けてしまうものなのである。ようするに、スタイルの違いはほとんど勝敗の言い訳にはならないということだ。


元々ルーレットの本場はヨーロッパである。映画のワンシーン等でタキシードやイブニングドレスを身につけた紳士・淑女がルーレットテーブルで優雅に遊ぶシーンを誰でも見たことがあるだろう。しかしアメリカのカジノ、又、それを系統とする各地のカジノは、それらとは趣を異とする場所である。ほとんどの客はジーパンにスニーカーといったラフな格好。場の雰囲気もさしづめ日本のゲームセンターに近い感じ。悪く言えば喧騒感があるが、良く言えば非常にフレンドリーな空間と言えるだろう。社交場の雰囲気に慣れていない日本の一般市民(私も含めて!)は、まずアメリカ風のカジノでプレイしてみることをオススメする。場の雰囲気に飲まれず、リラックスしたプレイが可能になるだろう。そしてそのアメリカンスタイルに適応するためには、まず国内の金銭のやり取りを行わないアミューズメントカジノに挑戦してみてほしい。何故なら賭け方のかけひきさえ体得できれば、本物のカジノでも勝ち組にまわれる可能性が高いからである。本来は現地で挑戦・練習するのが良いのだが、交通費・宿泊代を考えると、やはりある程度の鍛錬を積んでから向かわれた方が良いのである。

 


上記したように、ヨーロッパのカジノはカジノ初心者には非常に敷居が高い。少額のチップで遊ぶことに恐縮するような雰囲気があるカジノも多々あったりする。それらは将来の楽しみにとっておいて、まずはアメリカ・韓国がとっつきやすい。 アメリカでは言わずとしれたラスベガスが西の横綱、アトランティックシティが東の横綱である。どちらも入りやすいフレンドリーなカジノが沢山あり、少額のチップでも構わない。特にラスベガスはギャンブルをしなくても楽しみのいっぱいある素晴らしい土地である。(趣旨がそれてしまった…) 私の1番のオススメは韓国である。その中でもソウル市郊外にあるウォーカーヒルがよいだろう。なにしろ従業員に日本語が通じるのが有り難い。そういった意味でも1番リラックスして遊べるのが韓国なのである。ウォーカーヒル以外にも釜山や済州島にもカジノはあるが、これらはカジノに閑古鳥が鳴いていたりする…ガラガラの場内で客が自分だけ、という状況も落ち着かないものである。やはりオススメはウォーカーヒルだ。常に適度な混雑感のある理想的な環境といえるだろう。 ちなみに"それじゃあ同じアジアのマカオも良いのでは"と思う方もおられるだろうが、ちょっと違う。初心者へのフレンドリー感はほとんど感じない。又、日本語もほとんど通じない。私は上級者向けカジノと踏んでいる。 やはりまずはオススメはウォーカーヒルがよい。そして当地のルーレットもアメリカンスタイルなので、国内の金銭のやり取りを行わないアミューズメントカジノで練習をしておくことが肝心だ。


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